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鳥取駅近郊
1. 鳥取砂丘
日本海に広がる美しい海岸砂丘で、観光可能な砂丘としては日本最大級の広さを誇ります。一部は国の天然記念物にも指定されており、起伏の大きさを象徴する「馬の背」は、真下から眺めると高さ約47mもあり迫力満点!また、白砂に風が作り出す風紋は大変美しく、刻々と変化する大自然・スケールに圧倒的されます。
一番の見どころでもある「馬の背」は、急斜面ですが、登りきると見える日本海でははるか遠くの海岸線まで見渡すことができます。鳥取砂丘ではパラグライダー、らくだ乗り、サンドボード、ファットバイクなどアクティビティも充実しています。
近くには「砂像」で有名な「砂の美術館」、白蛇伝説のある「多鯰ヶ池(たねがいけ)」など見どころ満載。
パラグライダーでは、ビギナーでも楽しめる半日コースなど、砂丘と日本海を望む絶景フライトが楽しめます。
『鳥取砂丘パラグライダー』9,000円~
サンドボードで、金色の砂丘ゲレンデを滑走。斜度30度はスリル満点。サンドスライダーも用意されているので小さなお子様も楽しめます。
『鳥取砂丘サンドボードスクール』4,500円~
『鳥取砂丘セグウェイ』4,500円~
2. 鳥取城跡
鳥取城跡は、鳥取市の中央にある鳥取県庁の背後に位置し、標高263mの「久松山(きゅうしょうざん)」麓にあります。二の丸跡・三の丸跡の石垣が残されており、仁風閣が佇む桜の名所でもある久松公園と共に市民に親しまれています。
一際目立つカメの甲羅の様な石垣は「天球丸」と呼ばれ、国内でも非常に珍しい「巻石垣」を復元したものです。石垣の崩落防止を目的に、江戸時代の終わり頃に築き足されました。
久松山の山頂にある鳥取城本丸跡(山頂)までは、約40分程度の登山になります。市街地を一望できる展望台からは「鳥取砂丘」、日本一の広さを誇る湖「湖山池」などを見渡すことができ、その眺望は必見です。
3. 仁風閣
「仁風閣(じんぷうかく)」は、元鳥取藩主の池田仲博侯爵の別邸で、大正天皇の皇太子時代の御宿所としても利用されたフレンチ型ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺2階建ての洋館です。明治40年(1907)5月、片山博士(明治洋風建築最高の傑作である赤坂離宮の設計に携わり、当時の宮廷建築の第一人者と云われた人)に設計を依頼し、鳥取市の要ともいえる久松山麓に建築されました。
「久松山(きゅしょうざん)」は、 映画「るろうに剣心」の第1作(2012年夏公開)ロケ地にも選ばれた事で、一層人気のあるスポットになっています。
4.旧 美歎水源地施設
1915年(大正4)に、山陰地方で最初に建設(全国では29番目)した近代水道施設が、旧美歎水源地水道施設(きゅうみたにすいげんちすいどうしせつ)です。
総工費51万円(当時の市の年間予算の5倍に相当)を投じて建設されました。日本人技師「三田善太郎」(みたぜんたろう)が全国に先駆けて設計した、当時は珍しい貴重な「純国産型施設」です。
1992年(平成4)に施設としての機能は完全に廃止され、道施設は他の地域に建設されました。
旧美歎水源地は量水施設や濾過施設の外形が当時の姿で保存されていることから歴史的価値が認められ、国の重要文化財に指定されました。
桜の咲く4月、蛍が舞う6月にはライトアップされ、多くの市民を楽しませてくれます。
7.白兎海岸
白兎海岸は「日本の渚百選」にも選定されており、白浜の続く美しい海岸です。海岸の先に佇む 「淤岐ノ島」と共に、「古事記」の神話に登場する「因幡の白兎」伝承の地になります。
神話では、しろうさぎが淤岐島(おきのしま)から因幡(いなば)に渡るために和邇(ワニ)を騙してその背を渡ろうとしたが、うそがばれてしまい毛皮を剥ぎ取られてしまいました。泣いていたところを大国主神(おおくにぬしのみこと)に助けられたという話です。
海岸は「恋人の聖地」として認定され、水もきれいで美しく、道の駅からのアクセスも良いことから 気軽に景色を楽しむ以外にも海水浴、サーフィンと大変人気のスポットです。 ビーチの西には「気多岬(けたみさき)」が張り出し「気多岬東屋」、「気多ノ前展望台」の二つの展望台から絶景が楽しめます。